『十六夜膳房』の原作は、毛無(マオ・ウー)さんによる中国発の小説です。日本語版はポプラ社から上巻が2026年11月11日(水)発売予定。下巻は番組公式で2027年発売予定と案内されています。
原作が生まれた国と作品の来歴、日本語版の上下巻の刊行予定を整理します。ドラマから入る場合と、邦訳を待つ場合の違いも、公式の案内をもとに見ていきます。
原作・刊行予定:2026年10月26日確認の番組公式情報(刊行予定は変更される場合があります)

この記事を読んでわかること
- 原作は毛無の中国小説で、「地獄膳房」シリーズとして連載された
- 日本語版上巻は2026年11月11日水曜の発売予定
- 下巻は番組公式で2027年発売予定と案内されている
- 中国での書籍化、韓国語版、日本語版の順を分けて理解できる
- ドラマを先に見る・邦訳を待つ・上下がそろってから読むを選べる
十六夜膳房の原作は中国小説|毛無の「地獄膳房」シリーズ
日本テレビの原作紹介は、毛無さんの『十六夜膳房』を原作として掲載しています。出発点はStoryBookで連載された「地獄膳房」シリーズで、2017年に中国で書籍化され、2019年には韓国でも翻訳出版されたと説明されています。日本の漫画を原作にした作品という案内ではありません。
原作がすでに存在することと、日本語の本が国内発売済みであることは別です。中国の連載・書籍から日本語版へ届くまでの出版順を押さえると、ドラマ放送後に邦訳上巻が出る流れを理解できます。
| 段階 | 番組公式・出版社が案内する内容 |
|---|---|
| Web連載 | StoryBookで「地獄膳房」シリーズとして連載 |
| 中国の書籍 | 2017年に出版 |
| 韓国語版 | 2019年に翻訳出版 |
| 日本のドラマ | 日本テレビのドラマDEEPで2026年10月から放送 |
| 日本語版の小説 | ポプラ社より上巻11月11日、下巻は2027年の刊行予定 |
「十六夜膳房」と「地獄膳房」という二つの名前を見かけても、無関係な別作品が誤って原作扱いされているという意味ではありません。公式が前身の連載シリーズ名と日本での書名をつないで説明しています。本を探す際は、日本語版の書名である『十六夜膳房』と著者名の毛無を組み合わせるのが分かりやすい方法です。
日本語版はいつ発売?上巻は11月11日、下巻は2027年予定
日本テレビの原作紹介は、日本語版の上巻を2026年11月11日(水)発売、下巻を2027年発売予定と案内しています。10月26日時点では上巻の予定発売日より前です。書店に商品情報が掲載されていることと、発売済みであることは分けて見ます。
| 項目 | 上巻 | 下巻 |
|---|---|---|
| 刊行の案内 | 2026年11月11日(水)発売予定 | 2027年発売予定 |
| 著者 | 毛無 | 毛無 |
| 出版社 | ポプラ社 | ポプラ社 |
| 読む時期を選ぶ目安 | 日本語版を上巻から読みたい場合の入口 | 上下を続けて読むなら刊行時期の追加案内を確認 |
番組公式の原作紹介で確認できる下巻の日程は、2027年という年までです。具体的な発売月・日は、この案内には記載されていません。上巻と下巻は刊行予定の年が異なるため、上巻の発売日に両方を読めるという案内として扱わないようにしましょう。
日本語版を探すときは、書名の『十六夜膳房』、著者の毛無、上巻・下巻の表記を合わせて見ます。中国語版や韓国語版を探している場合も、言語と巻の表記を区別すると選びやすくなります。
毛無はどんな作家?医学部時代の経験から生まれた物語
番組公式と出版社は、毛無さんを中国・上海生まれの作家として紹介しています。医学部在学中、ICUで多くの命の最期に立ち会った経験をもとに本作を執筆したと説明されており、物語が「最後に食べたい一皿」と人生の記憶を結び付ける背景にもなっています。
その後、来日して日本テレビに入社し、『月曜から夜ふかし』などの制作に関わった経歴も公表されています。日本語版が日本デビュー作になるという紹介であり、日本のドラマのために今回初めて原作を書いたという流れではありません。作家の歩みと、各言語の出版時期を分けて見ると作品の来歴が整理できます。
連載版について、公式は累計閲覧数1億回、読者数600万人超と紹介しています。これは連載版の閲覧・読者についての数字です。日本語版の売上部数や、日本のテレビ視聴者数を表しているわけではありません。数字の大きさだけで、別の媒体の人気まで置き換えて説明しないようにしています。
BTSのVが紹介したのは韓国語版が広がる過程
公式紹介では、韓国で2019年に翻訳出版された後、BTSのVさんが紹介したことで話題になったと説明されています。韓国で知られたことから「韓国で作られた原作」と受け取りやすいかもしれませんが、出発点は中国の連載と書籍です。作品が広がった国と、原作が生まれた国は分けて考えられます。
Vさんによる紹介の経緯は、番組公式と出版社が公表した説明です。
十六夜膳房はどんな話?「最後の一皿」で記憶をたどる原作
出版社のあらすじでは、死後の世界で記憶を失い、来世へ進めずにいる主人公が、黄泉の膳房で「孟婆」という役割を担います。訪れる死者が最後に食べたいと望む料理を作り、その人の後悔や未練、思い出に触れていくという導入です。
料理は、単に珍しい食べ物や豪華な食事を並べるためのものではありません。誰にとっても同じ価値の一皿ではなく、その人の人生や記憶に結び付いた味として紹介されています。主人公自身にも、人間界にいる片割れと出会うまで旅立てないという問いがあり、客を見送る物語と自分の物語が重なります。
これは出版社が公開している導入のあらすじです。原作の結末や、ドラマとの場面ごとの違いまでは、この紹介から確定できません。
タイトルの「十六夜」には何が込められている?
出版社の発売発表は、中国の「十五的月亮十六圆」という言葉をタイトルの背景として挙げています。十五夜より十六夜にこそ月が本当に円くなる、という表現をもとに、悔いが残る人生にも円満さがあるという思いを込めて名付けたと説明しています。
日本テレビのイントロダクションも、不完全な人生を最後に料理で満たす物語と紹介しています。月のイメージを、人生の後悔や未練と結び付けた題名です。
ドラマと日本語版、どちらから入る?発売時期に合わせた選び方
日本のドラマは10月12日から放送が始まり、日本語版上巻の発売予定は11月11日です。そのため、日本ではドラマを先に見てから小説へ進む順番も選べます。ドラマが先に出ていることは、原作が存在しないという意味ではなく、邦訳の刊行より映像化の放送が先ということです。
| 楽しみ方 | 向いている目的 | 先に知っておきたい条件 |
|---|---|---|
| 放送中のドラマから入る | 人物や黄泉の食堂の雰囲気を映像で知りたい | 日本語版発売前でもドラマは放送中 |
| 上巻の発売を待つ | 原作の語り口を日本語で読みたい | 上巻は11月11日予定で、下巻は同時発売ではない |
| 上下がそろってから読む | まとまった範囲を続けて読みたい | 下巻は2027年発売予定。具体的な月・日は番組公式の案内には未記載 |
番組公式はイントロダクションで、中国・韓国で話題になった小説の世界初映像化と紹介しています。映像化の案内だけでは、ドラマと原作の人物設定や全場面が同じかどうかまでは分かりません。
ドラマの公式ページには、Huluで最新話まで全話配信、TVerで最新話を無料配信という案内があります。これは映像の配信先です。原作小説の全文を無料で読めるサービスという意味ではありません。小説を読みたい場合は出版社の商品情報、ドラマを見返したい場合は番組の配信導線と、目的に応じて入口を分けられます。
予約・購入時に取り違えやすい点
- 日本語版を探すなら、ポプラ社・毛無・上巻または下巻の表示を見る
- 上巻と下巻は刊行予定の年が異なり、同時発売の案内ではない
- 書店に商品ページがあることと、発売済み・手元に届くことは別
- 中国語版・韓国語版・日本語版の言語を区別する
- ドラマの配信サービスと、小説の購入・閲覧方法を混同しない
購入・予約の際は、出版社や利用する書店の商品情報で言語・巻数・刊行予定を確かめて選びます。予約受付や配送時期は販売先の案内も確認しましょう。
電子で読みたい場合は、電子版であることを明記した案内を確かめます。今回の番組公式の原作紹介だけでは、電子版の発売日や同日刊行までは分かりません。
まとめ|原作は中国小説、日本語版は上下で刊行時期が異なる
- 原作は毛無(マオ・ウー)による中国発の小説
- 出発点はStoryBookで連載された「地獄膳房」シリーズ
- 中国で2017年、韓国語版は2019年に出版と公式が紹介
- 日本語版はポプラ社から刊行予定
- 上巻の発売予定日は2026年11月11日水曜
- 日本語版を探すときは書名・著者・上下巻の表記を合わせて見る
- 下巻は番組公式で2027年発売予定と案内されている
- 下巻の具体的な発売月・日は、番組公式の原作紹介には記載されていない
- 公式あらすじは料理と人生の記憶を描く導入を紹介している
- ドラマ先行・上巻から読む・上下を待つを、目的と時期で選べる
日本語で原作を読みたいなら、まずは上巻の11月11日という予定と書誌情報を目印にできます。続けて読み切ることを重視するなら、下巻は2027年発売予定で、上巻と同時発売の案内ではないという条件が判断材料になります。原作の来歴、翻訳の言語、巻ごとの刊行予定を分けて確認すれば、違う版や古い発売情報に惑わされずに選べます。
